ブックビルディング終了後は、公募価格の決定や購入者の決定など、いくつかの手続きを経て上場日を迎えます。
ただし、購入者が決定するタイミングや購入手続きの順番は、証券会社によって異なります。
この記事では、IPOの抽選・購入の仕組みと、前期型IPO・後期型IPOの違いについて解説します。
*「前期型IPO」「後期型IPO」は、IPOの申込手順の違いを表す一般的な呼称です。
IPOの抽選・購入の流れ
ブックビルディング終了後は、一般的に次の流れで進みます。
1. 公募価格が決定する
2. 購入者が決定する
3. 必要な手続きを行う
4. 上場日を迎える
ただし、購入者が決定するタイミングや必要な手続きの順番は、証券会社によって異なります。
公募価格が決定する
ブックビルディング終了後、投資家からの需要などを踏まえて公募価格が決定します。
公募価格は、IPO株を購入する価格です。
購入者はどのように決まる?
購入希望者が販売予定株数を上回る場合は、証券会社が定める方法で購入者が決定されます。
証券会社によって購入者の決定方法は異なります。インターネット証券では抽選による配分が一般的ですが、証券会社によっては抽選以外の方法で配分される場合もあります。
前期型IPO、後期型IPOとは?
前期型IPOでは、公募価格決定後に購入者を決定し、その後、当選者が購入手続きを行います。一方、後期型IPOでは、公募価格決定後に購入申込を受け付け、その後に購入者を決定します。
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手順 |
前期型IPO |
後期型IPO |
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① |
ブックビルディング |
ブックビルディング |
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② |
公募価格決定 |
公募価格決定 |
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③ |
購入者決定 |
購入申込 |
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④ |
購入申込 |
購入者決定 |
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⑤ |
上場 |
上場 |
このように、前期型IPOと後期型IPOでは、購入者が決定するタイミングと購入手続きの順番が異なります。
買付資金が必要になるタイミング
買付資金は、ブックビルディング申込時や購入手続き時など、証券会社によって必要になるタイミングが異なります。
当選後に購入しないとどうなる?
当選後に購入手続きを行わなかった場合の取扱いも、証券会社によって異なります。
一定期間IPOへ申し込めなくなる証券会社もあれば、ペナルティがない証券会社もあります。
詳しくは、「IPOペナルティとは?」で解説しています。
まとめ
IPOでは、ブックビルディング終了後に公募価格が決定し、その後、証券会社が定める方法で購入者が決定されます。
ただし、前期型IPOと後期型IPOでは、購入者が決定するタイミングや購入手続きの順番が異なります。
また、抽選方法や買付資金が必要になるタイミング、当選後の取扱いなども証券会社によって異なります。
次は、「IPO上場後の流れ」で、上場後の売却や保有について確認してみましょう。