IPO(新規公開株)投資は、上場前に株を購入し、上場後に初めて付く株価(初値)で売却することで、大きな利益が期待できる投資手法です。公募価格よりも初値が高騰するケースが多く、短期間で高いリターンを得られる可能性があるため、多くの個人投資家から人気を集めています。


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【2025年版】IPO抽選ルールを証券会社ごとに徹底比較

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「IPOに申し込みたいけど、どの証券会社がいいの?」 「少ない資金でも、効率よくIPOの当選確率を上げる方法はない?」 「証券会社によって抽選ルールが違うって本当?」

IPO(新規公開株)投資で成功を掴むためには、各証券会社の抽選ルールを正確に理解し、自分の資金力に合った最適な戦略を立てることが不可欠です。

本記事では、各証券会社のIPO抽選の具体的な仕組みと違いを解説します。

【超重要】IPO抽選ルールの3つのタイプを理解する

まず、IPOの抽選方法が証券会社によって大きく異なることを理解しましょう。主に以下の3つのタイプに分けられます。

抽選タイプ 特徴 こんな人におすすめ
①完全平等抽選 1口座=1票として、完全にランダムで抽選。資金力や取引実績は一切関係ない。 IPO初心者、少額資金の投資家
②平等抽選 ランダムな抽選ではあるが、複数単元の申込が可能で、申込単元数に応じて当選確率がアップする。 資金力のある投資家
③優遇抽選 預かり資産や取引実績、独自ポイントなどに応じて、抽選回数が増えたり、当選確率が上がったりする。 資金力のある投資家、その証券会社をメインで使っている長期投資家

 

多くの証券会社は、これらのタイプを組み合わせて抽選を行っています。例えば、「配分される株数の70%は完全平等抽選、残りの30%は優遇抽選」といった形です。

【徹底比較】主要証券会社のIPO抽選ルール一覧

では、具体的に各証券会社はどのようなルールで抽選を行っているのでしょうか。IPO投資で必須となる主要証券会社のルールを比較表にまとめました。

証券会社 主な抽選ルール (配分割合) 特徴
SBI証券 平等抽選 (60%)
+ 優遇抽選 (30%)
落選してもチャレンジポイントが貯まる。
優遇抽選:平等抽選の落選者から、使用したチャレンジポイントの多い順に当選。
楽天証券 平等抽選 (100%) 複数単元の申込が可能だが、上限あり。
マネックス証券 完全平等抽選 (100%)  
松井証券 完全平等抽選 (70%以上)  
野村證券 完全平等抽選 (10%以上)  
SMBC日興証券 完全平等抽選 (10%以上)
+ 優遇抽選 (最大5%)
優遇抽選:完全平等抽選の落選者の中で、預かり資産額に応じて抽選票数がアップするステージ別抽選を行う。
みずほ証券 完全平等抽選 (10%以上)  
大和証券 完全平等抽選 (10%)  
三菱UFJモルガン・
スタンレー証券
完全平等抽選 (10%以上)  
岩井コスモ証券 完全平等抽選 (10%)  
岡三オンライン証券 完全平等抽選 (10%)
+ 優遇抽選 (90%)
優遇抽選:取引手数料額に応じて抽選回数がアップするステージ別抽選を行う。
三菱UFJ eスマート証券 完全平等抽選 (10%以上)  
大和コネクト証券 完全平等抽選 (70%)
+ 優遇抽選 (30%)
優遇抽選:年齢、NISA口座の開設、信用取引の状況、投資信託の残高などに応じて抽選票数がアップする抽選を行う。

 

(注) 抽選ルールや配分割合は変更される可能性があります。最新の情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。