IPO(新規公開株)投資は、上場前に株を購入し、上場後に初めて付く株価(初値)で売却することで、大きな利益が期待できる投資手法です。公募価格よりも初値が高騰するケースが多く、短期間で高いリターンを得られる可能性があるため、多くの個人投資家から人気を集めています。


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【2025年最新】IPO当選辞退でペナルティのある証券会社とない会社を徹底解説!

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「IPOに当選したけど、購入資金が足りない…」 「地合いが悪化したから、購入するのが不安になってきた…」

せっかく当選したIPOですが、様々な理由で購入を辞退したいと考える方は少なくありません。しかし、その際に気になるのが「当選を辞退すると、何かペナルティがあるのか?」という点ではないでしょうか。

結論から言うと、IPOの当選辞退に対するペナルティは証券会社によって異なります。ペナルティを科す証券会社もあれば、全くない証券会社も存在するのです。

この記事では、IPOの当選辞退によるペナルティの有無を主要証券会社ごとに一覧で解説し、ペナルティの内容や今後のIPO投資で損をしないための対策まで、分かりやすくご紹介します。

なぜIPO当選辞退でペナルティが発生するの?

そもそも、なぜ証券会社は当選辞退に対してペナルティを設けることがあるのでしょうか。

IPO(新規公開株)は、企業が証券取引所に上場する際に、新しく株式を発行して投資家に販売するものです。証券会社は、この販売(ブックビルディング)を企業から請け負っています。

投資家が当選後に購入を辞退すると、証券会社は売れ残った株を再度他の投資家に販売する手間が発生します。最悪の場合、売れ残ってしまうと証券会社がその株を引き取らなければならず、損失につながる可能性もあります。

このような事態を避けるため、一部の証券会社では「安易な申し込みを防ぎ、本当に購入意思のある投資家に当選してもらう」ことを目的に、ペナルティを設けているのです。

【一覧表】IPO当選辞退ペナルティの有無(主要証券会社別)

まずは、どの証券会社にペナルティがあり、どこにないのかを一覧で確認しましょう。

証券会社名 ペナルティ有無 ペナルティの内容
SMBC日興証券 1ヶ月間、ブックビルディングに申込不可
松井証券 6ヶ月間、抽選対象から除外
三菱UFJモルガン・
スタンレー証券
1ヶ月間、ブックビルディングに申込不可
岡三証券 ブックビルディングに申込不可、期間不明
SBI証券
楽天証券 無(辞退不可)
マネックス証券
野村證券
みずほ証券
大和証券
大和コネクト証券
三菱UFJ eスマート証券 無(辞退不可)
岩井コスモ証券 無(辞退不可)
岡三オンライン証券

 

楽天証券、三菱UFJ eスマート証券、岩井コスモ証券は、購入申込後に抽選を行うのでそもそも辞退できません。

※上記は2025年6月時点の情報です。最新の情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。

まとめ:IPO投資で失敗しないための戦略

IPOの当選辞退には、ペナルティがある証券会社とない証券会社が存在します。

  • ペナルティあり: SMBC日興証券、松井証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など
  • ペナルティなし: SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

IPO投資で成功するためには、以下の戦略を心がけましょう。

  1. ペナルティのない証券会社を主軸にする: 特に初心者のうちは、SBI証券や楽天証券など、ペナルティのない証券会社を中心に申し込み、IPO投資に慣れていきましょう。
  2. ブックビルディングは慎重に: ペナルティのある証券会社で申し込む際は、本当に購入する意思があるか、購入資金は確保できるかを事前にしっかり確認しましょう。
  3. 複数の証券口座を開設しておく: 証券会社によって取扱銘柄や抽選ルールが異なります。複数の口座を持っておくことで、当選のチャンスを広げ、リスクを分散させることができます。

IPOは、大きな利益が期待できる魅力的な投資です。ルールを正しく理解し、計画的に参加することで、あなたの資産形成の大きな武器となるでしょう。