【2025年最新】新NISAでIPO投資！非課税メリットと公募割れリスク - IPO投資！初値予想と上場スケジュール【2025年版】

2024年から始まった新NISA（新しいNISA）。生涯にわたる非課税保有限度額が1,800万円と大幅に拡充され、これまで以上に「おトクに資産運用したい」と考える方が増えています。

そんな中、大きな利益が期待できることで人気の「IPO（新規公開株）投資」を、この非課税メリットが受けられるNISA口座で始めたいと思っている方も多いのではないでしょうか？

「そもそもNISA口座でIPOって買えるの？」「どの証券会社で申し込めるの？」

この記事では、そんな疑問にお答えします。

NISA口座でIPO投資はできる？答えは「イエス」です！

結論から言うと、NISA口座でIPO投資は可能です。

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠がありますが、IPO投資で利用できるのは「成長投資枠」（年間240万円まで）です。

IPOに当選し、購入した株式をNISA口座（成長投資枠）で保有すれば、その後に株価が上昇して売却した際の利益がまるまる非課税になります。

NISAでIPO投資をするメリット・デメリット

非課税は大きな魅力ですが、もちろんデメリットもあります。両方をしっかり理解しておきましょう。

メリット：なんといっても利益が非課税！

最大のメリットは、通常約20%かかる税金がゼロになることです。

例えば、IPOで当選した株の購入価格が30万円で、上場後に株価が上がり130万円で売却できたとします。利益は100万円です。

この差は非常に大きいですよね。IPOは時に大きな利益が期待できるため、非課税メリットとの相性は抜群です。

デメリット：注意すべき3つのポイント

そもそも当選しにくい IPOは人気が高く、抽選に当たるのは簡単ではありません。申し込んでもなかなか当たらない、ということをまず念頭に置いておきましょう。
公募割れのリスク 必ず利益が出るとは限りません。上場後の最初の株価（初値）が購入価格（公募価格）を下回る「公募割れ」のリスクもあります。
損失が出ても損益通算できない ここがNISAの重要な注意点です。もし公募割れして損失が出た場合、その損失を他の投資で得た利益と相殺する「損益通算」ができません。また、損失を翌年以降に繰り越す「繰越控除」も利用できません。NISAの非課税枠を使って購入したものの、損失が出てしまうと、その枠を有効に活用できなかったことになります。

NISAでIPOに申し込める！証券会社

NISA口座でIPOの申し込みができる証券会社を紹介します。ほとんどの証券会社で申込できますが、大和コネクト証券はできません（2025年6月現在）。